変形性膝関節症というものをご存知でしょうか?特に中高年の女性に多い病気として知られていますが、例えば、正座をしてイスから立ち上がるときや、階段を昇ったり、降りたりするのが、しんどいのではなく、膝に痛みを感じるといった場合です。
変形性膝関節症の痛みは実は、関節軟骨などが、磨耗してはがれてりして、関節内を刺激し、炎症を起こしている場合があります。
ひどい場合には、骨同士が直接ぶつかっている場合もあります。いずれも可動域ですので、足が動かしにくくなり、そして、膝の部分を動かそうとすると激痛が走るわけです。
さて、この変形性膝関節症というのは、進行によってgrade(グレード)として区分されています。これは1~5段階まであります。1は、骨棘が発生しています。
2になると大腿骨と脛骨の関節軟骨が擦り減って、骨の隙間が狭くなり、痛みを少し感じています。このときの膝の隙間は正常な場合の2分の1くらいだと言われています。いずれにしても、症状が進行しているわけです。
さらに3となるとどうなるのでしょう。変形性膝関節症の症状はかなり進みます。膝の関節の間の間隔がなくなってしまいます。そして、膝の骨が直接当たるようになってしまいます。そのときに痛みをはっきりと感じます。
グレード4では、もうすでに直接骨が当たってしまうような上体です。それどころか骨が磨耗していきます。歩くたびに骨が当たるようでは、歩くこともできなくなってしまいます。
そして、グレード5となりますと大腿骨と脛骨がずれて膝がもう歪んでしまいます。これは外見からでもはっきりとわかるような歪みとなります。
よく女性で腰が曲がっていたり、膝が外側に曲がっていてもそれでも歩こうとしている人がいるのは、変形性膝関節症が進行してしまった状態だからです。
グレードの進行を食い止めるのは、医者と相談しながら、グレードに応じた最適な治療法を取ることです。最初のグレードでの生活習慣の改善は、かなりの効果をもたらします。変形性膝関節症は治療をしたからといって、完治することはありませんので、最初の段階で手を打つことが大切です。

